向き合う。





東京に越して5ヶ月。




仕事もボチボチ安定してきて、
わりと充実した日々が続いている。





数日前、仕事から戻ると一本の電話が鳴った。

着信の表示を見ると、それはオカンからだった。


東京に越してからも度々連絡をとっていたので
いつもの電話だと思い、通話ボタンを押す。



どした?

いつもの俺の電話の出方に、

あ、いや、あのね・・・

と、いつもと違う感じのオカン。



んっ?・・・なんかいつもと違う会話の
違和感を感じながら、オカンの話が続く。




話によると、

オヤジが急遽、手術するということだ。



それは、目の手術。
右目が白内障で、左目が緑内障。

進行が進んでいて、とても悪い状況だという。
だいぶ前から視力がかなり落ちていて、
今は車の運転もままならない状態だという。


今、手術しないと失明は免れないという。


昔から目は悪っかったが、そんな状態だとは誰も知らなかった。



ずっと、長い間・・・親父は黙っていたのだ。
いよいよマズイと思って医者に行ったのだという。



ウチは、オカンが10年前にいきなり倒れて寝たきりになったり、
それからも、入退院の繰り返しでバタバタしてた。

今はその頃よりオカンもだいぶ良くなってきたのだが。

きっと親父は、そんなオカンの事もあってか、
自分がそんな状況なんて言えずにいたのだろう。



先月、実家に妹夫婦が入居した。

妹がオカンのことを思い、家族で話し合った結果の事だった。
もちろん俺もその状況、今後を考えて承諾した事だった。

ウチは祖母も痴呆症で寝たきりなので、介護は必須だった。
週の半分は介護施設に行くのだが、もう半分は家にいる。

オカンも少しは祖母の介護をするのだが、
体力的に難しく、家族全員で看ることになっていた。

妹夫婦が家に入ってくれた事で、親父も少しだけだが
ゆとりが出来て、目の診療を決心したのだと思う。




4月から本格的に新茶の収穫シーズンに入る。

親父はお茶の生産農家なので、
時期的にもギリギリの選択だったと思う。
術後の経過次第では、仕事ができなくなってしまう。


義弟が家業を継ぐ事になっているが、
今は全くの素人なのでスグに引継ぎは出来ないだろう。
もしそうなったら、俺が帰ることになると思う。



今は白内障の手術は無事成功し、
来週には緑内障の手術だという。

近くにいないので、詳しい状況が把握出来てないが、
なんとか無事に成功した事に今はホッとしている。

もう片方の目のほうが難しい手術らしいが
両目無事に回復することを今は祈るだけだ。




世の中、嬉しいことや楽しいことばかりではない。

もちろんそんなHAPPYな毎日が続けばどんなに良いことだろう。



いろんな出来事に向き合い

それたちを乗り越えていく。






俺はちゃんと向き合っているのだろうか?




向き合う。







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