こうなったらしばらく映画ネタだけで行こうかと(笑)
先日の宣言通り(笑)
『ツォツィ』を借りてきた。
舞台は南アフリカ、ヨハネスブルグのスラム街。
ツォツィと呼ばれる少年窃盗団ギャングのボス的存在の少年の物語だ。
アパルトヘイト後も続く南アフリカの過酷な現状。未来への希望を見つめ
第78回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した感動作。
社会の底辺で暴力に明け暮れてきた少年が、
生後間もない赤ん坊と出会ったことで人間性に目覚めてゆく姿を描く。
物語のなかで、彼の育ってきた環境から伝わる情景が痛々しい。
劇場版の最後は、結末を観客の想像に委ねる形で終わるが、
DVD特典に、幻のエンディングがあり、監督の心情が伝わる。
数々の賞を受賞したこの作品だが、
まずは・・・先入観なしで見て欲しい。